先日の解答

(1)
y=x^3-ax …①
また,点P(p,p^3-ap),点Q(q,q^3-aq)とおく.
直線PQは①と二点を共有するので,PかQのどちらかで直線PQは①と接する.
また,直線PQのy切片がb^3\gt0なので,直線PQは点Pにおける①の関数の接線である.
y'=3x^2-a
y-(p^3-ap)=(3p^2-a)(x-p)
y=(3p^2-a)x-2p^3
これは(0,b^3)を通るので,
2b^3=-2p^3
b=-p …*
よって直線PQは,
y=(3b^2-a)x+2b^3 //…②


(2)
①と②を連立して,
x^3-ax=(3b^2-a)x+2b^3
x^3-b^2x-2b^3=0 …③
この式は,
(x-p)^2(x-q)=0
という形で表すことができ,*より,
(x+b)^2(x-q)=0
x^3+(2b-q)x^2+(b^2-2bq)x-b^2q=0 …④
③,④を比較して,
\{\begin{eqnarray}2b-q=0\\b^2-2bq=-3b^2\\-b^2q=-2b^3\nonumber\end{eqnarray}
q=2b …**
よって,*,**より,
P(-b,-b^3+ab),Q(2b,8b^3-2ab) //


(3)
��POQ=90゚
\vec{OP}\cdot\vec{OQ}=0
\left\(\begin{array}{c}-b\\-b^3+ab\end{array}\right\)\cdot\left\(\begin{array}{c}2b\\8b^3-2ab\end{array}\right\)=0
-2b^2\left\(\begin{array}{c}1\\b^2-a\end{array}\right\)\cdot\left\(\begin{array}{c}1\\4b^2-a\end{array}\right\)=0
b\gt0より,
1+(b^2-a)(4b^2-a)=0
4b^4-5ab^2+a^2+1=0
この式が成り立つbが存在する,つまりb\gt0である実数解が一つ以上あればよい.
よってb^2=tとおくと,
4t^2-5at+a^2+1=0
この式がt\gt0の実数解を一つ以上持つのは,
f(t)=4t^2-5at+a^2+1
とおいたとき,
f(t)=4\(t-\frac{5}{8}\)^2-\frac{9}{16}a^2+1
\frac{5}{8}a\gt0より、
-\frac{9}{16}a^2+1\leq0
a\geq\frac{4}{3} //