今日覚えたこと

「ピスト」
グライダー用語で地上の管制を担当する場所。
ここが上空やウインチなどと無線連絡を取り、全体の統括を行う。
この語の本来の綴りは"piste"。(英語?フランス語?)
原義は「走路」らしく、スキーのゲレンデや自転車競技のトラックを指す。
(そこから派生して、ピストを走るブレーキも変速ギアも付いてない自転車をピストレーサーといい、
 それが更に縮まってその自転車自体もピストと呼ばれるようになったらしい。)

つまり、航空用語でピストというのは正確には「滑走路」を指している模様。
グライダー関係で無線においてピストを呼び出すというのは、滑走路(地上)を呼び出す、
つまりその滑走路を統括してる場所を呼び出しているということ。

グライダーにおいて中央管制塔はなく、ピストが個々のランウェイを管制をしているため、
自分はずっと「ピスト=管制塔」という風に考えていたのだが、それはどうも違っていたらしい。
とはいえ、実質的にはそういう風に呼び出しているし、グライダーでのピストの定義はニアリーイコールで管制者のことだと思うし、
恐らく他の航空業界でもピストはランウェイという言葉とは違った定義を持ってると思う。

…なんで覚えたこと、で自分の意見が入ってるんだ。
つまりはピスト=滑走路のことですよ、ってこと。以上。